検査説明

検査説明

身体計測

標準体重

身長(m)×身長(m)×22で計算します。

BMI

Body Mass Indexの略で、肥満の程度を表す体格指数です。
体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で計算します。

22前後の人が、最も生活習慣病にかかりにくいと言われています。

BMIによる肥満の判定基準

やせ 18.4以下
正常 18.5~24.9
過体重肥満Ⅰ 25.0~29.9
肥満Ⅱ 30.0~34.9
肥満Ⅲ 35.0~39.9
肥満Ⅳ 40.0以上

肥満度

(実測体重-標準体重)÷標準体重×100で計算します。

体脂肪率

体に微量の電流を流し、その抵抗によって体重に対してどれだけ脂肪があるかを測定します。

体脂肪率による肥満の判定基準

適正境界域軽度の肥満肥満極度の肥満
男性 18~29歳 14~20%未満 20~25%未満 25~30%未満 30~35%未満 35%以上
30~69歳 17~23%未満 23~25%未満
女性 18~29歳 17~24%未満 24~30%未満 30~35%未満 35~40%未満 40%以上
30~69歳 20~27%未満 27~30%未満

7~17歳、70歳以上、妊娠中、人工透析中、むくみ症状がある方の場合
絶対値としてではなく、参考値として変化の推移をご覧になることをお勧めします。

腹囲

腹囲は、男性:85㎝女性:90㎝以上を内臓脂肪型の肥満の目安にしています。

眼科検査

視力

裸眼または矯正の5m視力を測定します。

眼圧

眼に空気を当てて、眼の固さを測ります。
緑内障などの早期発見に役立ちます(眼圧が正常な緑内障もあります)。

視野検査(FDT)

視野のうち欠けている部分がないかを調べます。
眼圧・眼底検査と合わせて緑内障の早期発見に役立ちます。

聴力検査

1000Hz(低音域)と4000Hz(高音域)の聴力を測定し、聴力低下の有無を調べます。
4000Hz(高音域)の聴力は、年齢とともに低下しやすくなります。

循環器系検査

血圧

心臓から全身に血液を送り出すときに、血管の壁に加わる圧力をいいます。

収縮期血圧

心臓がギュッと縮んで血液を送り出す時の圧力

拡張期血圧

心臓がもとに戻った時の圧力

心電図検査

安静時心電図

安静時の心臓の筋肉が収縮拡張する時に発生するごく弱い電気をとらえて、その変化を波形として記録します。
心臓の筋肉の異常や不整脈・心肥大・冠動脈硬化の有無などを調べます。

負荷心電図

階段の昇降などの一定の運動を加えて心電図を記録します。
運動による負荷を加えることで、安静時には発見しにくい狭心症などの虚血性疾患の発見に役立ちます。

眼底検査

脳の血管とよく似た変化を示す眼底の血管の状態を調べることにより、全身の血管の状態を推測することができます。
主に動脈硬化の進行度、糖尿病による変化などを調べるのに有効です。また、緑内障の発見にも役立ちます。

消化器系検査

大腸がん検査(便潜血検査)

便の中に含まれている肉眼ではわかり難いわずかな血液を科学的に検出します。大腸がんや大腸ポリープの発見に役立ちます。

上部消化管・X線検査

造影剤(バリウム)を飲んで上部消化管(食道・胃・十二指腸)を造影し、潰瘍やがん、炎症などを調べます。

上部消化管・内視鏡検査(胃カメラ)

口から内視鏡(胃カメラ)を入れて、胃の中(食道・胃・十二指腸)を直接観察する検査です。
消化管の炎症や潰瘍、ポリープ、がんなどの早期発見に役立ちます。

がんの早期発見、病変の悪性度や範囲診断などを目的に、通常光観察とがんの栄養補給路である粘膜表層の毛細血管や粘膜微細模様などを、色調の違いとして強調表示する狭帯域光観察(NBI)機能を搭載した内視鏡ビデオスコープシステムを使用しています。

胃内視鏡病理組織検査(生検)

胃内視鏡検査で胃がんなどの疑いが見られたら、組織を取る検査を追加します。
組織を取る検査は、保険診療となり自己負担分の費用がかかります。

専門医の判断を必要とし、結果が出るまでに2週間ほどかかります。

ヘリコバクタ・ピロリ抗体検査(ピロリ菌検査)

ピロリ菌に感染しているかどうか、血液を採取して調べる検査です。ピロリ菌は胃の中に生息する細菌であり、50歳以上の方のピロリ菌感染率は70%以上です。

胃内視鏡検査で胃潰瘍・十二指腸潰瘍・胃炎が確定し、ピロリ菌の抗体が陽性であれば保険診療で除菌することができます。

胃内視鏡検査で胃炎などの所見がない方でも、ご希望があれば自由診療(保険適用外)で除菌することも可能です。

ペプシノゲン検査

ピロリ菌に長年感染していると、胃の粘膜に変化がみられます。 胃の粘膜が萎縮しているかどうかを血液で調べる検査がペプシノゲン検査です。

呼吸器系検査

呼吸機能検査

肺の容量をみる肺活量や、最初の1秒間に吐き出した量である1秒量などを測定することにより、胸郭の大きさ、呼吸筋の強さ、肺・胸郭・横隔膜の弾力性など、呼吸機能の状態を調べます。
慢性閉塞性肺疾患(COPD)の診断にも役立ちます。

胸部X線

結核、がん、炎症性の疾患など、肺の病気や心臓の大きさを調べます。

喀痰細胞診

痰の中の細胞を顕微鏡で調べて、悪性細胞の有無をチェックします。
胸部X線検査では見つかりにくく、喫煙者に多いと言われている肺門部の肺がんの発見に有効です。

女性検査(子宮頸がん検査)

診察(内診)

医師の診察により、子宮・卵巣・膣・子宮頸部の状態を調べます。子宮筋腫、炎症、びらん、ポリープなどの発見にも役立ちます。

子宮頸部細胞診

子宮頚部の細胞をブラシで軽くこすり採ったものを顕微鏡で調べ、異型細胞の有無をチェックします。
自覚症状のない前がん病変や早期がんの発見に有効です。

HPV(ヒトパピローマウイルス)検査

子宮頸がんの99%以上がHPVの持続感染であると言われています。
子宮頸がんに加えて検査をすることで、より精度の高いに検査なります。
子宮頸がんで採取した細胞で同時に検査できます。HPV検査単独も可能です。

乳房検査

マンモグラフィ

乳房専用のX線撮影です。乳房全体が写るように引っ張り、乳腺組織全体を広げ圧迫して撮影します。
触っても解らないような小さな腫瘤、石灰化などを見つけることができます。当センターでは、マンモグラフィ検診精度管理中央委員会の施設認定を受けております。

また撮影も認定を受けた女性技師が担当いたします。

乳腺超音波

乳房に超音波を当て、乳腺の状態を調べます(放射線を使わないので妊娠中の方も安心です)。
この検査は痛みを伴わずに行うことができ、手で触れただけでは判別しづらいしこりを発見することができます。

個人差はありますが乳腺が密な若い女性に有効です。

内科診察

内科診察

医師の診断により、心音や呼吸音の様子、肝臓や脾臓の腫大、腹部の圧痛・腫瘤の有無、甲状腺や頸部リンパ節などの状態を調べます。

超音波検査

腹部超音波

腹部に超音波を当て、腹腔内の臓器を映像化します。この映像から肝臓、胆のう、膵臓、腎臓、脾臓などの状態を調べます。

頚動脈超音波

首には、心臓から脳に血液を送る頚動脈があります。この動脈の血管の壁(内膜)が厚くなったり狭くなったりしていないかを映し出し、動脈硬化の有無を調べます。 検査時間は20~30分程度です。
脳頚動脈のつまり(狭窄の程度)や動脈硬化を調べることができ、全身の動脈硬化を知る手がかりになります。脳を守るだけでなく、心筋梗塞から心臓を守るためにも役立つことがわかっています。

血管年齢(ABI(動脈の硬さ)検査)

この検査では「動脈の硬さ」 と「動脈の詰まりの程度」を測り、統計的な年代を算出します。
胸と手足に心電図と心音計の端子をつけ、手足に血圧計のようなものを巻いて圧力をかけるだけの簡単な検査で、5分程度で終わります。

「血管から老化が始まる」といわれていますが、最近では食事の欧米化や生活スタイルの変化に伴い、若い世代の人たちにも動脈硬化がみられるようになってきました。
動脈硬化が進むと脳血管障害や心筋梗塞など、全身にさまざまな病気をひき起こす原因となります。

骨密度

骨粗鬆症は骨の密度が減って骨折しやすい状態をいいます。高齢者の骨折はそのまま寝たきりになることが多く、「元気で長生き」を阻む大きな要因です。
骨がもろくなっていても自覚症状はありませんから、定期的な骨量のチェックはとても大切です。当センターでは、2種類の骨密度測定法で検査を行っています。

踵骨超音波

超音波を利用して踵の骨の状態を調べます。骨粗鬆症の発見に有効です。

DEXA法

前腕骨の遠位部(腕の手首に近い場所)に2種類のX線をあてることにより、その吸収率の差から骨量を測定します。

睡眠時無呼吸症候群簡易検査

寝る前に専用の器具を装着し、睡眠中の鼻呼吸・いびきの呼吸情報、および血中の酸素飽和度を記録します。
検査機器を貸し出し、自宅で行う検査です。必要な方には専門医のいる医療機関をご紹介します。

~睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)は、睡眠中に繰り返し呼吸が止まる病気です。
放置しておくと日中の眠気や集中力低下など、事故の原因の可能性となるほか、生活習慣病を伴うこともあります。

いびきを指摘された事がある方、熟睡感がない、起床時の頭痛など、症状がある方は一度検査を受けてみてはいかがでしょうか。

脳ドック

磁気共鳴画像診断装置(MRI)で脳血管を撮影し、細微な脳血管の様子から脳梗塞による麻痺やくも真下出血の予知・予防ができます。
※当センターでの人間ドック終了後、新潟南病院で検査を実施します。

腸内細菌検査

サルモネラ、赤痢、腸管出血性大腸菌O-157など、食中毒の原因となる細菌を検出する検査です。
主に食品取扱従事者、給食従事者などが対象となります。

お申し込みは、本館窓口またはお電話にて承っております。
お申し込み先・お問い合わせ先:検査課1係 TEL 025-267-6326

ノロウイルス検査

ノロウイルスは、冬に多く見られる食中毒の原因ウイルスです。
このウイルスは感染力が強いため、食物からだけでなく、人から人へ、さらには感染者が触ったものからも感染することがあり、あっという間に集団感染が起きてしまいます。

食品を取り扱う人や、多数の人と接触する職種の方は、症状が見られたときはもちろん、周囲に感染者が出たときにも検査を受けることをお勧めします。

新潟県保健衛生センターでは、リアルタイムRT-PCR(ポリメラーゼ連鎖反応)法を用いノロウイルスを遺伝子レベルで検出する検査を行っています。定量値で結果が分かりますので、診断に有効です。

個人でも検査のお申し込みを受け付けておりますので、心配な方はお電話でお問い合わせください。
お問い合わせ先:検査課1係(ノロウイルス担当) TEL 025-267-6326

クォンティフェロン検査(QFT検査)

結核に感染したかどうか、血液を採取して調べる検査です。
従来のツベルクリン反応にかわる検査です。
BCG接種の影響を受けることなく、潜在性結核菌(感染しているが発病していない状態)も発見することができます。

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