公益財団法人 新潟県保健衛生センター

定期健康診断

当センターでは官公庁をはじめ、数多くの民間企業様からご依頼をいただき、健康診断を実施しています。労働者が安心して働くために、労働者の健康状況の把握、労働の適正判断と必要な方への業務の変更、作業関連の疾患(特に脳・心臓疾患)の予防と保健指導のために、1年以内ごとに1回、定期に実施します。

定期健康診断とは

常時雇用される労働者や、1年以上の労働が予定される有期雇用者等、労働安全衛生規則第44条で定められた規則をもとに実施します。

健康診断の内容は?

健康診断の項目は法律に定められた項目をもとに、健康保険組合や事業所が指定した項目を実施します。そのため、皆さまが一律に同じ健診を行っているように見えますが、検査項目が異なる場合があります。血液検査ひとつとっても、検査項目は細かく分かれていることもあります。

主に法律で定められている検査項目は、問診(既往歴・業務歴・自他覚症状)、計測(身長・体重・腹囲・視力・聴力)、血圧測定、尿検査(糖・蛋白)、胸部X線検査、心電図検査、貧血検査(血色素量・赤血球)、肝機能検査(GOT・GPT・γ-GTP)、血中脂質検査(LDLコレステロール・HDLコレステロール・中性脂肪)、血糖検査(空腹時血糖またはHbA1c)などです。

当センターの健診コース・料金は定期健診の検査項目表をご確認ください。

健診はどのようにすすむの?

当センターでは受付時間8時15分から11時までのあいだに、50名程度のご予約を承り、健診を行っています。最近では混雑緩和のため、受付時間を15分単位で設けており、感染症対策にも力を入れています。また、不定期とはなりますが、午後2時から3時のあいだで、20名程度の健診を行っている日もあります。

健診当日は来館頂くと始めに受付を行います。ご本人様確認や、登録事項に間違いがないこと、食後経過時間等を確認いたします。名前のふりがなや漢字、生年月日が違う!などあれば、修正しますのでお申しつけください。受付にて着替えをご希望の方には健診着の貸し出しを行い、健診着に着替えていただきます。その後、健診内容によって流れは異なりますが、胸部レントゲン、尿検査、計測、問診・血圧、視力・聴力検査、心電図検査、血液検査、医師の診察などを実施します。採血が苦手で横になって採血をしたい、さっきトイレに行ったので、尿検査後にしたい…などご要望があればスタッフにお申しつけください。できる限り対応いたします。

健康診断後は?

健診が終了すると、血液検査などの検体は検査課によって検査を実施します。レントゲン検査は読影医が撮影した画像を見て、所見があるかないか等を判断します。検査結果が全部出揃うと、コンピュータ内に取り込み、判定を出します。判定後、結果を作成し受診者へ結果を返却します。

結果が届き、要医療となっていたらできるだけお近くの医院やクリニックで受診されることをおすすめします。また、結果や内容にご不明な点があれば、お気軽にご相談ください。

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