公益財団法人 新潟県保健衛生センター

感染症検査

私たちは、さまざまなウイルスや細菌などにさらされて生活しています。そして、そのウイルスや細菌に感染して、感染症を発症することがあります。また、家族や友達など周りの人に感染症をうつしてしまうこともあります。早く感染症を見つけ、早期に対応することで、自分はもちろん周りの人を守ることにつながります。

血液検査

クォンティフェロン検査(QFT検査)

結核の感染があるかを血液で調べます。

結核を発症しているかだけでなく、潜在性結核菌(感染しているが発症していない状態)も発見することができます。BCG接種の影響を受けないので、ツベルクリン反応より意義が高い検査です。

B型肝炎検査

B型肝炎ウイルスは血液等を介して感染します。

現在ウイルスが体の中にいるかを調べる抗原検査と、感染やワクチン接種によって体の免疫反応で作られる抗体を調べる抗体検査があります。

抗原と抗体を検査することで、B型肝炎ウイルス感染後の経過を判断できます。

C型肝炎検査(HCV抗体)

今現在、もしくは過去にC型肝炎ウイルスに感染しているかを調べます。

ヘリコバクター・ピロリ抗体検査(ピロリ菌検査)

胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃がんの原因となるヘリコバクター・ピロリに感染していないかを、血液で調べることができます。

胃内視鏡検査で胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍が確定し、抗体検査も陽性であれば、保険適用にて除菌を行うことができます。

胃内視鏡検査で胃炎などの所見が無い方でも、自由診療で除菌をすることも可能です。

その他の検査

麻疹、風疹、水痘・帯状ヘルペス、ムンプス(流行性耳下腺炎)、その他梅毒などの抗体検査も行っています。

腸内細菌検査

サルモネラ、赤痢、腸管出血性大腸菌O-157など、食中毒の原因となる細菌を検出する検査です。

主に食品取扱従事者、給食従事者、また学校行事や学園祭などで食べ物を扱う方などが対象となります。

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