公益財団法人 新潟県保健衛生センター

旬の女池菜を使ったちらし混ぜごはん

健康料理

女池菜の豊かな甘みや独特のさわやかな風味は春を代表する味覚で、12月上旬から4月上旬が旬の野菜です。今回は、春においしい女池菜を使った華やかな主食をご紹介します。

『栄養の効果』
小松菜の仲間である女池菜は、葉物野菜の中でもトップクラスにカルシウムが含まれており、
女性に不足しがちな鉄分も多く含まれているもので、骨粗鬆症や貧血予防に効果が期待できます。
また、女池菜にはビタミンやミネラルも多いので、肌のかさつきや肌荒れ予防、シミの予防にも効果が期待できます。
女性にうれしい効果がたくさんふくまれている女池菜で、春を感じてカラダの内側から健康をめざしましょう。

『甘みの理由』
新潟の厳しい寒さの中で、凍結から身を守るために糖分を作り蓄えるので、甘みが感じられます。
雪が降り、寒くなればなるほど甘みが増し、おいしい女池菜となります。

お祝い事の多いこの時期に女池菜のちらし混ぜご飯を作ってみてはいかがでしょうか。

 

 

材料

ごはん
600g
【混ぜる具材】
A 干ししいたけ
4~5枚 水で戻してスライス
A ひじき
8g 水で戻しておく
A 人参
60g 千六本切り
A 砂糖
大さじ2
A しょう油
大さじ2
A だし汁
300CC
B れんこん
80g 薄く切っていちょう切り
B 酢
小さじ4
B 砂糖
小さじ2
女池菜(茎)
80g 下茹でしてから1cm程度に切る
いりごま(白)
適量
【トッピング】
C 卵
2個
C 油
小さじ1
でんぶ
適量
女池菜(葉)
80g 下茹でしてからざく切り
きざみのり
適量

作り方

  1. 混ぜる具材のAを使って煮物を作る
    鍋にだし汁を入れ、干ししいたけ・ひじき・人参を入れて加熱する
    煮立ったら、砂糖・しょう油を入れ、水気がなくなるまで煮る

  2. Bを使って甘酢れんこんを作る
    切ったれんこんをさっと茹で、Bの酢と砂糖を合わせた中にれんこんを漬ける(20分くらい漬けると味がつきます)

  3. 女池菜を茹でる
    茎は混ぜる具材用に1cm程度に、葉はトッピング用にざく切りにする

  4. Cを使って錦糸卵を焼く
    フライパンに油を熱し、溶いた卵を入れて薄焼き卵を作り、千切りにする

  5. 混ぜ合わせる
    ごはんに1の煮物と2の甘酢れんこん、女池菜の茎、いりごまを混ぜ合わせ器に盛る

  6. トッピングをのせる
    女池菜の葉と4の錦糸卵、でんぶ、刻みのりをトッピングする

参考資料

JAグループ新潟 ホームページ
旬の野菜の栄養辞典 吉田企世子監修

この記事を書いた人

管理栄養士

M.Y