子宮頸がん検診
当財団では11市町村の検診を受託しており、検診車を駆使し、年間約1万件の検診を実施しています。
対象者 | 20歳以上 |
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検査項目 |
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受診間隔 | 2年に1回 |
※市町村により対象者、検査項目等違いがあります。詳しくはお住まいの市町村にお問い合わせ下さい。
子宮について
子宮は女性の骨盤内にあり、洋梨を逆さまにしたような形をしています。
膣につながる部分が、子宮頸部、赤ちゃんができると出産までとどまる部分が子宮体部です。
子宮頚がんとは
子宮がんはできる場所によって「子宮体がん」と「子宮頸がん」に分類されます。
2つのがんは原因も発生のメカニズムも全く異なっています。
子宮頸がんは子宮頸部の入り口である外子宮口のあたりで多く発生します。がん細胞の増殖は遅く、正常な細胞が浸潤がん(周囲の組織に広がった状態)になるには5~10年以上かかると言われています。そのために定期的に検診を受ければ、がんになる前に発見することが可能ながんです。
子宮頸がんは30~40歳代に最も多く、さらに20歳代の若い女性にも増加しています。がんになる前の段階の細胞を見つけることができれば、子宮自体を残すことができ、将来、子供を産むことも可能になります。
検診の内容
細胞診検査
ブラシで子宮の入り口を軽くこすって細胞を採取します。採取した細胞に異常がないかを顕微鏡で調べます。
もし精密検査が必要となったら
「要精密検査」になった場合は必ず医療機関で精密検査を受けてください。
「要精密検査=がん」というわけではなく、精密検査を行った結果、がんではなく、良性のものや他の病気と診断されることが多くあります。
また、症状がある場合は、検診結果によらず、医療機関を受診してください。
お問い合わせ
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